「学生ビザ」から「就労ビザ」の違い。変更の際に必要な書類などを解説!

変更

学生ビザと就労ビザの基本的な違い

学生ビザと就労ビザは、取得目的と許可される活動が大きく異なります。

学生ビザ

学生ビザは外国での学習・研究活動を主目的としています。そのため、基本的には就労は制限されていますが資格外活動としての短時間のアルバイトなどが許可される場合があります。

就労ビザ

就労ビザは正規の雇用を目的としたビザです。取得する際は、具体的な雇用契約の締結が必要で、ビザの種類に応じて、就労の範囲や期間が定められています。 学生ビザから就労ビザへの変更は、新たな雇用契約と必要書類の提出、さらには審査を通過する必要があります。この過程では、専攻科目と業務との関連性や資格、スキルが重要な判断基準となることもあります。

学生ビザでのアルバイトについて

資格外活動の許可とその重要性

学生ビザでの留学中、パートタイムの仕事を希望する場合、「資格外活動許可」が要求されます。

  1. アルバイト資格外活動の許可を得ることで、学生は合法的にアルバイトができます。これにより、学費や生活費のサポートが可能となります。
  2. 就労経験の蓄積:この許可により、学生は現地の職場環境や文化を理解し、実際の業界の知識やスキルを獲得するチャンスが得られます。
  3. 就労時間:就労時間は週28時間以内で、夏休み等の休暇期間は週40時間まで拡大されます。このため、学生ビザの保持者がアルバイトをする際には、資格外活動の許可の取得が不可欠となります。

就労ビザ取得のために必要な書類

就労ビザの取得条件には下記の書類をそろえる必要があります。

  • 本人が提出する書類
  1. 在留資格変更許可申請書
  2. 在留カード
  3. パスポート
  4. 履歴書
  5. 卒業見込み証明書
  6. 資格外活動許可証
  7. その他 就労ビザ取得のための理由書や専門学校を卒業される方は出席証明書など追加の書類が必要になる場合があります。
  • 会社が提出する書類
  1. 在留資格変更許可申請書
  2. 理由書
  3. 登記簿
  4. 決算書
  5. 定款
  6. 給与所得の法定調書合計表

※上場企業等規模の大きな会社等は一部の書類が免除されることがあります。

上記のステップやポイントを参考に、計画的に進めることで、スムーズなビザ変更が期待できます。

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